先日、『ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー』を読みました。
ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の中に「お金を生み出すアウトプット読書法」という章があって、その中に「いつでも誰でもできるノートアウトプット」という一節がありました。
これを読んで思い出したのがこちらのエントリーです。
そこで、僕も読書メモを使ってノートアウトプットをしてみることにしました。
このエントリーでは読書メモを使ってお金を稼ぐ読書術を実践する方法とその効果についてご紹介します。
読書メモのツール
お供にするのは先のエントリーで紹介されている「読書記録しおり ワタシ文庫 」と「READING EDiT」にしました。
ログとしての読書記録しおり ワタシ文庫
「読書記録しおり ワタシ文庫 」は学校の図書館の本についている貸出カードのようなものです。「読始・終日」、「書名」、「著者名」、「感想文」を記録することができます。普通のしおりとしても使えます。
本を買った日か、読み始めの日に読始日、書名、著者名をささっと書いて、読み終わったら読終日、短い感想文を書きます。
小さいので外出しているときでも書けるのがとっても便利です。
「耳をすませば」の貸出カードを彷彿とさせるこのデザイン。どこか懐かしい感じがしますね。
アウトプット先としてのREADING EDiT
「READING EDiT」はがっつりアウトプットができるノートです。僕は「きっちりノートをとっておきたいな~」と思った本を読んだときに使っています。
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アウトプット方法
それでは読書メモを使った上で、僕が実践しているアウトプット方法をご紹介します。
その方法は「READING EDiT」へのノートアウトプットとブログへのデジタルアウトプットです。
ノートアウトプット
「READING EDiT」で「いつでも誰でもできるノートアウトプット」のノウハウを使っています。具体的には本にでてきたキーワードを矢印でつなぐというもの。名言も書きます。
僕はノートの左にキーワードを矢印でつないだものを、右に名言を書いています。これに後から見返して思いついたことを書き加えていきます。こうすることで著者の発想を自分の中に取り込んでいきます。
読みながら書いていくと抜けがなくていいです。スペースを確保するのと両手が忙しくなるのがもどかしいですが。
また、キーワードをどんどん付け足していくのでスペースがなくなることが心配です。こういうところはデジタルの方が便利かなぁと思います。あと移動中の電車やバスの中で書いちゃうと字が汚くなるのもなんか嫌ですね。家でじっくり書くのも時間がもったいないですし、どうしたものか……。
デジタルアウトプット
このブログも「お金を生み出すアウトプット読書法」の章の中にある一節、「デジタルアウトプット法」の実践の一環です。
ブログにアウトプットする意味は3つあります。これがデジタルアウトプットの醍醐味ですね。
- 自分の備忘録にする
- 収入源にする
- 人脈形成メディアにする
また、ブログを書いている最中に本を引っ張り出してきて使えそうなネタを探したりしています。「あのフレーズをここで引用したいな」とか思ったときに使います。
露骨に本の内容に言及する書評も書けます。例えばこのエントリー。
ただ、ブログを書くのと感想文を書くのはまた勝手が違いますから、ある程度手順が明確になっている方が上手に書けるのではないかと思います。
お金を稼ぐ読書術の効果
この読書術はアウトプットを前提に読書をするので、本を読んでいる段階でとても頭を使います。数行読んでは考え、数行読んでは考えとかなり時間を使うようになりました。
読みながらどう実践しようかとか、これを人に伝えるときはどう表現しようかとか考えるようになります。こうして枠を広げて考えるようになるのが大きな成長だと思います。
そうすると読書が活きてる感じがします。読書してすぐにお金が稼げるかと言われるとそんな即効性は全くありませんが、少なくとも価値ある読書ができたと感じています。
特にブログを書いているときに感じることは、読書記録をとっていると欲しいときに読んだ本の内容がフッと思い浮かぶことです。どの本に書いてあったかも同時に思い出せますので、あとは内容を漁るだけです。
書いているうちに複数の本の内容が絡まるときもあります。そうなると読んだ本が自分の身についてると感じます。
まとめ
読書メモを使ってお金を稼ぐ読書術を実践した感想とその効果をお伝えしました。
僕自身読書メモを使いこなせているかと言うとそんなことは全然ありません。とは言え「読書記録しおり ワタシ文庫 」なんかは使ってて楽しいです。少しずつしおりが埋まっていくのが嬉しいですね。
また、少なくとも読んだ本についてよく覚えられるようになりました。これだけでも買ってよかったなぁと思います。
是非お試しあれ。