とらすとーる

SE×FPの他愛もない雑記。

頭を一切使わずに悩むこと無く2ステップでできる優先順位のつけ方

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やることがたくさんある時、どれから手を付けていいかわからなくなったことはありませんか? とりあえず全部やらないといけないからそれぞれ時間を決めてやろうとすると、全部中途半端になって失敗します。

そもそも時間はあなたの意思に関係なく刻々と進むものです。管理しようとしてできるものではありませんから、管理すべきものは時間ではなく優先順位です。

優先順位通りにやるべきことをこなしていくと、もちろん消化できなかった予定やタスクが出てくることがあります。しかしそれは問題ではありません。それはあなたが予定やタスクに振り回されず、自分の人生を生きているという証なのです。

優先順位をつけることで自分の人生を生きることができます!

このエントリーではそんな優先順位のつけ方をご紹介します。

優先順位の基本

やることがいくつかある時、これに優先順位をつけるには基準が必要です。ある一定の法則やルールに従って優先順位をつけていく必要があります。もし基準がなかったら優先順位をつけることはできません。つけたとしても全て理由がなんとなくになってしまいます。

ここは先人の知恵を借りましょう。『7つの習慣』という本があります。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

 

この本には”行動の順序を考えるには、人間の活動を重要度・緊急度で分類した4領域で整理すればいい”と書いてあります。これを活動領域表と呼ぶことにしましょう。

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ここで重要度、緊急度とは何かを考えてみましょう。

重要度とは

重要度の高低はかけた時間に比例して成果が大きくなるかどうかで決まります。

例えば時給制の仕事は時間に比例して給与が多くなるので重要度が高い活動だと言えます。一方でぼんやりテレビを眺めることはどれだけ時間をかけても特に成果は得られないので重要度が低い活動だと言えるかもしれません。

お気づきかもしれませんが、成果というのはその人が何を求めて生きているかによって大きく変わります。その人がどれだけ楽しい時間を過ごせるかを求めている場合、先ほどの例は逆転するかもしれません。

緊急度とは

緊急度の高低は他人の影響を受けているかどうかで決まります。

例えば仕事の依頼や友達との約束で発生した活動は他人の影響を受けているので緊急度が高いと言えます。一方で1人で勝手にやる活動は他人の影響を受けていないので緊急度が低いと言えます。

やりたいこと、やるべきことをリストアップする。

優先順位を決める基準を持ったところで、いよいよ優先順位をつける作業に入っていきます。

優先順位は先の活動領域表に自分の活動内容を当てはめていくことで決まります。なのでまずはじめにやりたいこと、やるべきことを全てリストアップしましょう。

例えば僕の場合、こんなことをリストアップしました。

  • 会社の仕事
  • ブログの更新
  • 株式投資活動
  • 株式投資ゼミの運営
  • 不動産投資活動
  • FX活動
  • システム開発
  • ファイナンシャル・プランニング
  • 読書
  • ストレッチ
  • 友人との遊ぶ約束
  • 待ち時間

活動領域表に入れる

続いてこれらの活動内容を活動領域表に当てはめていきます。

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優先順位を決定する

最後に優先順位を決定します。まず領域全体の優先順位を決めます。おすすめはこの順番です。

  1. 第Ⅱ領域
  2. 第Ⅰ領域
  3. 第Ⅲ領域
  4. 第Ⅳ領域

一見第Ⅰ領域が最優先な気がしますが、これを優先的にやってしまうと人生が忙殺されます。あなたが本当にやりたいことは第Ⅱ領域に集約されているはずです。冒頭でも述べたように、優先順位を決めることのメリットは自分の人生を生きられることです。

ぶっちゃけ第Ⅰ領域は後手に回してもできます。使命感やプレッシャーが大きいからです。

問題は各領域内での優先順位を付けることです。これは個人の価値観やモチベーションで決めて問題無いです。なぜなら第Ⅱ領域に入った時点でどれも同じぐらいの優先度を持っているからです。ここでどの順番にしようが大した違いはありません。が、ある程度自分の理屈を持って決められるとより良いでしょうね。

優先順位を決めると同時になぜその順位なのかを併せて書くようにすると良いです。

僕の場合はこんな優先順位になりました。

  1. ブログの更新:アウトプット、自己ブランド形成の基盤になるから
  2. 株式投資活動:先行投資が大きく、モチベーションが高いから
  3. FX活動:為替の把握が株式投資に必要だから
  4. 不動産投資活動:先行投資が大きく、月収の底上げができるから
  5. ストレッチ:健康のため
  6. 読書:インプットなくしてアウトプットはできないから
  7. 会社の仕事:契約を交している上に、メインの収入源だから
  8. 株式投資ゼミの運営:株式投資活動に直結するから
  9. ファイナンシャル・プランニング:人の役に立つハードルが比較的低いから
  10. システム開発:人の役に立つハードルが比較的高いが、事業化が見えるから
  11. 友人との遊ぶ約束:人生の豊かさを形成する重要な項目だから
  12. 待ち時間:平行してできる作業を考えるレベルで効率化が必要な時間

まとめ

優先順位が決まってると迷いがなくなり、素早い決断ができるようになります。さらに、生きる上でのストレスを軽減することもできます。

その都度やることを考えるのではなく、あらかじめ1時間ほどの時間を、優先順位を考えることに当てたほうが非常にスムーズですね。

仕事は段取り、人生も段取りです。

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