持ってる物を減らしてシンプルに暮らしたい。ミニマリストになりたい。でも今の状態は失いたくないし、捨てるのはちょっと……
そんな欲張りなあなたに朗報です!
今持っているものの本質的な価値を失うこと無く物を減らし、シンプルに暮らす方法があります。このエントリーではそんな物を減らすコツをご紹介します。
その物の本質を考えると捨てられるものが分かる
あなたは持っているものの本質を考えたことがありますか? 本質というのはその物のどこに価値があるか、ということです。その物を所有することであなたが得ているもの、と考えるといいでしょう。その物が別に実体を持っていなくてもその価値を享受できるなら、その物は捨てられる物です。
例えば、物の本質が情報であった場合、あなたはその物の価値を手放すことなく物だけを減らすことができます。情報がその物の価値であり、本質であるもの。それは本や書類、ノートです。
今回は本の本質的価値を残しつつ物を減らす方法を考えてみましょう。
捨てられる本、捨てられない本
では全ての本が当然に捨てられるかというと、そうではありません。本は電子化した良いが良いものと実体を残しておいた方が良いものとに分かれます。捨てられるのは、その本質的価値が情報のみにある場合だけです。情報以外に物理的な本として存在する価値を持つものは捨てるべきではありません。
具体的な判断基準はその本の本質的価値が、書いてある情報そのものにあるか、それプラス視覚的な楽しみにあるかです。前者は電子化した方が良いし、後者は実体を残しておいたほうが良いです。
捨てられる本
繰り返しますが、本質的価値が情報しかない本は捨てられる本です。それは例えば次のような本です。
- 一般的な活字の本
- 小説
- 漫画
- 他の作業と平行しながら読む本
他の作業と平行しながら読む本は、例えばマニュアルや手順書的な本、教科書や問題集です。これらは本のページがヒラヒラしたり勝手に閉じてしまったりするのでむしろ本としての実体を持っていないほうが便利なことがあります。
捨てられない本
これは一覧性があって、それが有効なものや、サイズ感が重要なものが当てはまります。例えば次のような本です。
- 会社四季報
- 雑誌
- イラスト集
イラスト集はともかく、会社四季報や雑誌は時間が経つと価値がなくなり、いずれ捨てることになるので、そうなると別の意味で捨てられる本になりますね。
捨てられる本は電子化しよう
このように、物理的だろうが電子的だろうが本質が変わらないものは電子化することで物を減らすことができます。一方で、物理的に存在することのメリットを重視すべきものは物として持っておいて良いです。書籍は電子化するほうが良いでしょうね。
それでは、捨てられる本がわかったところで、その本質的価値である情報だけを手元に残し、物を手放す方法をお伝えします。
情報だけを残す方法に電子化があります。いわゆる自炊ってやつです。
本を電子化するのには「BOOKSCAN」などの電子化サービスを利用しましょう。1冊あたり100円で電子化してくれます。
電子化した本はKindleで読もう
電子化した本はKindleやiPadで読みましょう。端末を1つ買って物が増えますが、それ以上に本が減るので、トータルで考えると物の数や体積はグッと減るはずです。
ちなみに、電子化を考える時に気になるのが見開きページの表示。漫画が多いですね。そんな見開きページのある漫画も横向きにすることで、見開き1ページの閲覧が可能です。
見開きで読むか1ページごとに読むか、電子書籍時代で漫画はどうなる やまなしなひび-Diary SIDE-
また、Kindleにする場合はモノクロのKindle PaperwhiteとKinde Fireは比較、検討しておきましょう。
まとめ
持っている物の価値を失うことなく、物を減らすのに電子化は威力を発揮します。今回は本を例に方法を紹介しましたが、書類やノートも電子化することで物を減らすことができます。
書類系はスキャンしてジャンルごとにファイルにまとめるのが良いです。検索性が重要なので、インデックスを付ける必要があります。
ノートもできるだけ電子化しましょう。書いたものを書類と同様にスキャンして保存しておくか、最初からタブレットに書いてしまいましょう。
例えばiPad Proの場合は、Apple Pencilを使って手書きメモを書くことができます。
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