とらすとーる

SE×FPの他愛もない雑記。

「とりあえず3年」目を迎えた僕が感じたサラリーマンのヤバい所

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気がつけばサラリーマン3年目。

「とりあえず3年」の3年目を迎えてしまった。

そんな僕の心境、それは

 

ヤバい

 

である。

何がヤバいと感じるかは後で詳しく話すが、サラリーマンの良いと思う所と悪いと思う所があって、総合的にヤバいと感じた。

 

詳細を1つ1つお話しよう。

サラリーマンの良い所

それではサラリーマンの良い所から。

毎月安定した収入が確保できる

サラリーマンの最大の強みはこれ。収入源が給与所得しかないとそのありがたみに全く気づかないと思うが、毎月同じ額の現金が手に入るって奇跡だぞ。

 

この感動は実際に複業をしてみると分かる。僕には給与を含めて5つの収入源があるのでこれらと比べてみよう。

給料 対 株式投資

株式投資は、その日働くのがアホくさくなるほど大きく増える日があるが、もちろん減る日もある。

一方給料は毎日増えたり減ったりしない。

 

そして株は売らなければお金を手にすることができず、捕らぬ狸の皮算用になるが、給与は給料日になればお金を手にすることができる。

株は売るまでお金として使えない。

給料 対 不動産賃貸業

不動産は毎月安定して家賃収入が得られる。一番給料に近い収入かもしれない。

しかし実際に営んでみると、毎月退去されないかハラハラドキドキである。

給料はいい。自分がその会社で働きさえすれば貰えるのだから自分でコントロールできる。

一方不動産所得は店子がその部屋に住んでもらわないと手に入らないので、自分でコントロールできない

これが安定という意味では致命的である。

 

そして退去されようものなら、毎月の安定収入が一転、安定支出に化ける

不動産投資に理想を抱くサラリーマンには是非とも一度このスリルを体験して頂きたい。

給料 対 アフィリエイト

当たり前だが、アフィリエイトで得られる収入は毎月違う。

変動幅はそんなに大きくないが、とても安定した収入とは呼べない。

そして1度売れた記事がその先ずっと売れる記事になる保証はない。検索1位の記事はその座を常に誰かに狙われている。

さらに、アフィリエイトは報酬が発生してから振り込まれるまでの期間が長い。その月の間にはもらえないのだ。

給料 対 ローンアグリーメント

ローンアグリーメントとはざっくり言えば外貨の定期貸付のこと。

半年に1回の利息と返還時の為替差益を狙っている。

当然毎月の収入ではない。

ドル建の資産としては申し分ないが給料の代わりにはならない。

社会保障が手厚い

サラリーマンになると保険料として次の項目が天引きされる。

  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 雇用保険

この忌々しい天引き3人衆だが、フリーランスになるともっと引かれる

「健康保険」と「厚生年金保険」については労使折半と言って、これでも会社と割り勘して払っている。そして「雇用保険」に至っては会社のほうが負担が大きい

これがフリーランスになると、「健康保険」は全額自己負担。「厚生年金保険」なんてものはなく、基本は国民年金だけ。「雇用保険」? そんなもんあるか。

 

フリーランスに比べてサラリーマンは超安全なのだ。

社会的信用がある

サラリーマンは借金のハードルが低い。

クレジットカードを作るなんて朝飯前。賃貸住宅の審査も余裕。住宅ローンも組めるし、ちょっと頑張れば投資用ローンだって組める。

大企業や公務員ならなおさらだ。

正直サラリーマンになって一番良かったと感じる所は融資が組めた所だ。社会人2年目にして600万近い融資を引っ張ってこれた。

ぶっちゃけ自分がフリーランスだったら無理だったと思う

 

フリーランスは家を借りることすら困難だと聞く。だからシェアハウスとか人気なんだろうな。

確定申告が楽

年末調整をやってもらえるのはサラリーマンだけだ。フリーランスは自分でわざわざ確定申告をして、国に金を払う。金を払うために事務作業をするなんて本当に歯がゆいと思う。

サラリーマンは年末調整後の源泉徴収票と医療費の領収書、ふるさと納税の証明書などをチョイチョイと用意すれば確定申告終了である。そしてたいていの場合還付金をゲットしている。

 

一方フリーランスは青色申告の特別控除があるとは言え、自分で帳簿をつけて決算書を作り、あれは経費にできる、これはできないと、せっせと確定申告の書類を作り上げた上で納税するのである。

 

手間と金の動きが真逆である。

サラリーマンの悪い所

さて、ここまでサラリーマンの良い所を挙げたにも関わらず、俺がサラリーマン3年目にしてヤバいと感じるほどの悪い所を挙げる。

そしてその悪い所はたった1つしかない。

毎月金が入ってきて当たり前に感じる

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毎月25日は給料日だ。その月にどんな働きをしようと、先月と同じ給料+残業代が口座に振り込まれる。

ぶっちゃけ何の感動もない。

 

入ってくるのが当然だからだ。そしてちょっとでも天引きが多いと

「今月少ねえなあああ」

と言う。

 

この心理状態だけでこれまでの良い所がすべて吹っ飛ぶ

そんな金より俺はアフィリエイト、株、不動産で稼いだ給料より少ない金の方が遥かに感動する

 

しかし、給料というなまじ安定した収入があるが故に、複業は手を抜きがちだ。

これが一番ヤバい。

完全に給料依存症。給料依存症こそがサラリーマンの最大の悪い所だと思う。

まとめ

2月にハイパーまるたーずに参加したときにプロブロガーのあんちゃさんとお話させて頂いた。

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そのときあんちゃさんが仰ったのがこのひと言。

複業してるサラリーマンが最強だと思う。

これには俺も激しく同意である。

しかし複業はそこそこではいけないと思う。

サラリーマンの資格を失っても尚、仕事、信用、収入が健在でなければ最強のサラリーマンとは言えないのではないだろうか。

 

だからサラリーマンの僕は、いつでもサラリーマンを辞められるサラリーマンになろうと思う。

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