俺の会社にこんなやつおる pic.twitter.com/adv1iDJaaE
— とーる (@canopysand) 2016, 1月 29
「こんなやつ」とはSHIROBAKOの茶沢 信輔というキャラです。
茶沢 信輔
声 - 福島潤
夜鷹書房の『第三飛行少女隊』担当編集者。
頭に「変な話」と付けて話すのが口癖で、メールの文面にも見られる。『第三飛行少女隊』のアニメ化については非協力的で、ミーティング後にも予定を入れるなど、自分のプライベートを優先している。原作者の野亀と武蔵野アニメーションとの間に立つ身でありながら、報告・連絡・相談を「面倒臭いから」怠り、或いは握り潰していたため、双方の要望・意向がまるで通じ合わず、製作スケジュールを逼迫させる要因となった。木下が直接野亀と面会したことで、彼のそれまでの所業が上司や野亀に明らかとなった。
で、僕の会社にいてる人とどの辺が似てるかというと、「 報告・連絡・相談を「面倒臭いから」怠り、或いは握り潰していた」ところです。まぁ面倒くさいからかどうかは知りませんが。
弊社の茶沢さん(仮名)は僕が冗長を通して依頼した仕事を一週間も放ったらかしていたのですが、あるタイミングで
茶沢さんが動いた!!
何がこの中々動かなかった茶沢さんを動かしたのか? 答えは職場の信頼関係にありました。
依頼した仕事自体はとても簡単
僕が茶沢さんに依頼した仕事は1時間もあれば余裕で終わるようなとても簡単な仕事です。そして茶沢にとって初めてやる作業ではありません。
他にやるべき業務があったとしてもスキマ時間にできるような仕事、のはずです。
しかしどんな催促をしてもスルー
結局茶沢さんがこの仕事にとりかかるまでに一週間かかったわけですが、その間に何度か催促されていました。催促をした人は順にこの3人です。
- 係長(僕の上司)
- 課長(茶沢さんの上司)
- 僕
しかし茶沢さん、これを見事に全部スルー。
特に課長は朝一番に至急やるようにと指示していましたが、茶沢さんはこれを無視してこの仕事をやらずに帰ってしまいました。
直属の上司が言っても聞かないなんて、これはもはや万策尽きたぁあああ!かと思われました。
動いたきっかけは「人」
さてそんな茶沢さんが動いたときは一瞬で動きました。結局催促することで動いたのですが、肝心だったのは催促する人だったのです。
茶沢さんが動いたその日、僕は茶沢さんの先輩に催促してもらうようにお願いしました。
するとまぁ簡単に動くこと!!
ダメ元でその先輩にお願いしたのですが、その数時間後には仕事が達成されていました。
茶沢さんは上司ではなく、その部下である先輩の指示で動いたのです。
まとめ
結局人を動かすのは信頼関係でした。茶沢さんに対しては課長よりも先輩のほうが影響力が大きかったのです。
茶沢さんと僕は部署が違うのでこれは憶測になってしまうのですが、恐らく茶沢さんは課長よりも先輩を信頼していたのでしょうね。人は相手の立場で動くもんじゃないなぁと思いました。
これは別に課長のデキが悪くて先輩のデキが良いとかそういう人のスペックの話ではなくって、単に茶沢さんから見て各々への感情がどうかという問題です。
つまるところ、仕事は人がするものですからどんな肩書きを持っているかよりもどれだけ人と信頼関係を築けるかを大事にしていくべきかもしれませんね。
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