ブログの世界では更新が止まるとPVと収益が低下していく、というのが常識だと言われています。
ブログを継続して更新しないと読者が離れていってしまうんですね。だから更新が止まってしまうとゼロにはならないにしても多少PVと収益が減るというわけです。
更新が継続してできれば良いのですが、続けるということの難易度はべらぼうに高いです。それがどんなに簡単なことであったとしてもです。
それぐらい「習慣」にすることは難しいのです。
ではブログの更新が止まる、あるいは減ってもPVと収益が減らず、あわよくば増える方法は無いのでしょうか?
いいえ、あります。
ソースは俺、ですが、具体的な方法についてご紹介します。
ブログの更新が減るとPVも減るブログ
更新が減るとPVも減るブログというのはどんなブログでしょうか?
答えは読者、つまりリピーターが多いブログです。ここで多いというのは、検索流入に比べて、という意味です。
ここにブログの更新が減るとPVが減る理由があります。PVの多くを読者からの直接的なアクセスに頼っているので、読者にとっての”未読記事”を書き続けなければPVが減るのです。
ブログの更新が減ってもPVは減らないブログ
更新が減ってもPVが減らない、それどころか増え続けるブログのアクセス内訳はこのようになっています。
先程とは対照的に、検索エンジンからの流入が非常に多いのです。もうお分かりかと思いますが、ここで多いというのは読者からのアクセスに比べて、という意味です。
検索流入からのアクセスは新規訪問者が大半ですから、全く同じ記事であっても常に誰かにとっての未読記事になるわけです。
検索流入が多い記事の例
先ほどの円グラフはこのブログのアクセスの内訳なのですが、中でも大半はこの記事によるものです。
この記事は「iphone5s simロック解除」の検索結果で1位です。
実体験がコンテンツとして有益な実例になると思います。そしてタイトルも良いんでしょうね。
秘訣は検索に強い記事を書くこと
このように、「記事更新が少なくてもPVと収益を伸ばし続ける方法」とは「検索に強い記事を書くこと」なのです。
検索に強い記事とは何か? ずばり良質なコンテンツです。
では良質なコンテンツとは具体的に何か? 基本は量と質です。具体的には以下の要素を持つ記事のことです。
- 情報量が多い(目安は1,000文字)
- 具体的である
- 検索した人が欲しがっている”答え”が書いてある
- 見出しや画像があって読みやすい
- タイトルが強い
検索に強いタイトルのつけ方
タイトルは基本的に検索キーワードの集合です。
では検索量の多いキーワードをふんだんに混ぜればいいかというと話はそう簡単ではありません。欲張って人気のキーワードだけを入れてしまうと競争率が高すぎて負けてしまいます。
ポイントはこの2つ
- 具体的なキーワードを混ぜる
- タイトルだけで結論が伝わる
具体的なキーワードを混ぜることでマーケットを絞ることができます。つまり、一部の人にしか需要がないけど、その人にはドンピシャなタイトルになります。八方美人なタイトルは結局「これだ!」と思わせることができないのです。
読者、つまり画面の向こう側には常に1人しかいないのです。検索結果を複数人で見て多数決でどの記事を読むかを決めてはいないのです。
タイトルを付ける時に役立つ2つのツール
タイトルと言えばね、もうキーワードプランナー様様ですよ。さらにタイトル文字数も28文字前後になるように調節しています。
この2つのサービスの組み合わせなのです。
以上。あとはキーワードを入れ替えたり言葉を言い換えてみたり試行錯誤してよりベターなタイトルに仕上げていきます。
良質なコンテンツに即効性はない
どんなに良質なコンテンツを公開したとしても、公開したその瞬間から検索1位になることはまずありません。
バズって瞬間的にPVが急増することはありますが、バズったとしてもそのPVを維持し続けることは難しいでしょう。
検索に強い良質なコンテンツは後からじわじわと効果を発揮してきます。少しずつ検索結果の上位に上がっていき、それに比例してPVが伸びていきます。その成長はゆっくりですが確かなものです。
だから更新が少なくてもPVが伸び続けるのです。
更新なんかしなくても過去記事のPVが徐々に増えていくので当然といえば当然です。
まとめ
Googleの検索は毎日とてつもない回数が利用されています。そのトラフィックは大海原を泳ぐ魚の群れのようなものです。
その大海原に、魚を自分のサイトに流し込む仕掛けを作ることがコンテンツを作るということです。
この仕掛けは1回作ればずーっとあなたのために魚を獲り続けてくれます。その仕掛けが良質なものであればあるほど多くの魚を獲り続けるでしょう。
その仕掛けを増やすことを目指して記事を更新してみてはどうでしょうか?