クレジットカードってどうやって処分してますか?
はさみで切るだけ?
それ、実は不十分なんです!
先日、cardmicsさんが「100%安心&安全なクレジットカード処分方法まとめ!磁気ストライプとICチップを読み取り不可にしてからカード破棄をしよう。」という記事を公開されていました。
この記事ではクレジットカードの磁気ストライプとICチップをそれぞれはさみで正しく処分する方法が紹介されていました。
しかしそのやり方、
ちょっと待った!
確かにそれでもかなり安全、安心ですが、まだ破壊した方がいい箇所が残されています。
そしてもっと簡単に、そして確実にカードを無効化処理する方法があります。
カードの破壊すべき箇所
新しいカードが来ると「古いクレジットカードはハサミを入れて捨ててください」と書いてあるのでみんな素直にハサミを入れていますが、ただ適当にハサミを入れるだけではいけません。
クレジットカードを処分するとき、破壊しなければならない部分は実はこんなにあります。
- 磁気ストライプ
- 接触IC
- 非接触IC
- カード番号
- 名前
- セキュリティコード
そう、磁気ストライプと接触ICだけでは全然足りないのです!
カードはパンチで穴を開ける
これらの箇所を的確に破壊するにははさみだと難しいです。そこで使うのが穴あけパンチです。
ちょっと面倒ですが、それぞれにパンチで穴を開けるともう安心です。
しかし一番難しいのがカードの中に入っている非接触IC。外見からはわからないのでそもそも非接触ICがあるのかどうかすらわからない時もありますね。これを判別する方法は1つ。そのカードをタッチして使う場面があるかどうかです。例えば楽天EdyやSuicaなどのカードには非接触ICが搭載されています。
非接触ICはICチップとコイルで構成されています。これらのどこかを破壊すれば通信はできなくなります。
ICチップの部分は見た目ではわかりませんが、光にかざしながら角度を変えてよ~く見るとカードの一部がボコっと膨れ上がって見えます。そこにICチップがあります。
コイルは磁気ストライプ、接触IC、エンボスの箇所には絶対にありません。エンボスとはカード番号や、有効期限、名前の印字が凸凹している部分です。
なのでそれ以外の部分、例えばVISAやJCBのロゴマークの部分に穴を開けると良いです。
まとめ
クレジットカードをはさみで破壊していると、どうしても印字されたカード番号や名前などを忘れがちです。
Amazonなどのネットショップではカード番号とセキュリティコードがあれば決済できてしまいます。
期限が切れていれば大丈夫なのですが、万が一有効なカードをはさみで2つに切っただけで捨ててしまったら……
カード番号とセキュリティコードがダダ漏れです!
的確に、そして安全にカードを破壊するには穴あけパンチがおすすめですよ!