ファイナンシャル・インテリジェンスとは、人間の知性のうち、お金の問題を解決する時に使う部分を指し、ファイナンシャルIQとは、その知能を測定したものだ。
つまり、ファイナンシャル・インテリジェンスは測定可能で、ファイナンシャルIQとして数字で表現することができます。
ファイナンシャルIQが高ければ高いほどお金持ちになれるようです。ということはファイナンシャルIQが高い人間になればいいのでは!?
この記事ではファイナンシャルIQを相対的に計測する方法をご紹介します。
- ファイナンシャルIQ① より多くのお金を稼ぐ
- ファイナンシャルIQ② 自分のお金を守る
- ファイナンシャルIQ③ 予算を立てる
- ファイナンシャルIQ④ レバレッジを効かせる
- ファイナンシャルIQ⑤ 情報の質を上げる
- まとめ
1年に1回、確定申告をする際に自分のファイナンシャルIQを測定します。去年の自分と比べてファイナンシャルIQはどうなったかを計測し続けることで自分が今お金持ちになっていってるのか貧乏になっていってるのかがわかります。
ファイナンシャルIQ① より多くのお金を稼ぐ
まずは収入です。税金や保険料が控除される前の金額を表します。
去年の年収と今年の年収を比べ増えていればファイナンシャルIQは間違いなく上昇しています。逆に減っていればファイナンシャルIQが下降しています。
ファイナンシャルIQ② 自分のお金を守る
これは収入の何%の税金を収めているかを表します。
この数字が低いほどファイナンシャルIQが高いと言えます。
実際の収入に対する税金の割合を計算してみましょう。この税金には所得税、住民税が含まれます。
個人的には消費税などの間接税は含まなくてもいいんじゃないかと思います。
というのも租税法の中では消費税は店の売り上げに対して課税されるもので、その店が支払う税金であると位置づけられています。
商品の金額は税込み表示と書かれていたりしますが、租税法的にはこの表現は不適切なのです。
ファイナンシャルIQ③ 予算を立てる
予算を立てるということはすなわち、最終的に自分の手元にいくらのお金を残して置けるかということを意味しています。
つまり、生活費が少なければ少ないけどファイナンシャルIQが高いということになります。逆に言えば、キャッシュフローの多さがそのままファイナンシャルIQになります。
そしてキャッシュフローを生み出すためにはお金を使う前に予算を立てる必要があります。
ファイナンシャルIQ④ レバレッジを効かせる
レバレッジを効かせるとはキャッシュフローで生まれたお金を投資して、お金を働かせてお金を得ることを意味しています。
このレバレッジをどれだけ効かせられるかがファイナンシャルIQになります。
具体的には投資のトータルの収益率で表現します。
ファイナンシャルIQ⑤ 情報の質を上げる
ここで言う情報とは、より高い収益率を上げるために必要な情報を意味しています。
これは数値化することが難しいですが、将来的にファイナンシャルIQ④の数値として表れてきます。
要はお金に関する知識をどれだけ持っていますか? ということです。
まとめ
収入額、収入における税金の割合、キャッシュフロー、投資収益率といった数値を総合的にとらえたものがファイナンシャルIQです。
なかなかこれらを統合して1つの数字として表すのは難しいですが、個々において今年はどうだっか?を知ることはできます。
それらを知ることが何より大事なのだと思います。