特に何かをした記憶なんて無いのに、iTunesを起動するとこんなメッセージが出ることがあります。
iTunes Library.itlファイルがロックされているか、ロックされたディスク上にあるか、またはファイルへの書き込みアクセス権がありません。
当然原因に心当たりもなく、どうしていいかわからなくて検索してきたそこのあなた!
これは一発で簡単に解決できます!
一発解決方法
とりあえずなんでそうなったかはどうでもいいから、なんとかしてiTunesを起動させたい人のために先に解決方法を説明します。
iTunesのアイコンを右クリックして、管理者として実行すれば起動します。
プロパティを変更してより快適に
この動作を毎回やるのが面倒くさい場合はプロパティを変更します。
まずは先程と同様にiTunesのアイコンを右クリックします。そしてプロパティをクリック。
そして互換性タブを開き、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。最後にOKを押して設定完了です。
原因を調べてみよう
さてここからは「何が問題でエラーメッセージが出ているのか」が気になる人や、管理者権限で実行しても解決できない人のために解説します。
そもそもこの問題はiTunes Library.itlファイルが書き込みモードで開けないために発生します。
なので、このファイルのアクセス権限を調べてみます。
まずは「iTunes Library.itl」の場所を突き止めます。とりあえず適当に検索してみます。
見つけました。
このファイルを右クリックしてプロパティを表示します。そしてセキュリティタブを開いてUsersを選択すると、なるほど確かに書き込みできませんね。
一方でAdministratorsは書き込みができます。だから管理者として実行すると起動できるんですね。
逆に管理者として実行しても起動できない人は、Administratorsにも書き込み権限が無いのかもしれません。
根本的な解決方法
いずれにせよ、書き込みを許可すれば今まで通り実行することができます。
プロパティ画面中央に書いてある通り、アクセス許可を変更するには[編集]をクリックします。
書き込みを許可したいグループ名またはユーザー名を選択し、書き込みの許可の所にチェックを入れてOKをクリックすれば設定完了です。
これで今まで通り、iTunesを起動することができます。
まとめ
iTunes Library.itlのエラーでiTunesが開けない問題。原因はメッセージ通り、アクセス権にありました。ソフトのアップデートがきっかけで起きるときがあるみたいですね。
アクセス権限が不足しているので、それを許可すれば開けるわけですね。
それにしてもなぜ今まで普通に開けてたのに、今更権限を変更しないと開けなくなっちゃったんでしょうね?ぶっちゃけよくわかりません(笑)
とりあえずこれで解決できますが、気持ち悪い人は再インストールしてもいいかもしれませんね。