ブロガーにとって「ネタ探し」というのは日常的に行っていることの1つです。
本来ブログのネタなんてものは身の回りに無数に散らばっていて、それに気付けるかどうかはブロガーの腕の見せ所でもあります。長く活躍しているブロガーはネタ探しがとても上手で、ブログを書くネタには困っていない方が多いようです。一方でブログを始めたばかり、あるいはブログを書き始めて少し経ったなどの初心者の方はブログを書くネタに困ることが多いです。
ブログは続けてナンボな世界なので、継続することがブロガーにとって一番重要なスキルです。そんな中でネタに困るというのは非常に辛い状態です。
そこで、このエントリーでは長く活躍しているブロガーはどこからネタを発見しているのか、ネタをどのように記事に仕上げるのかということをまとめます。
ブログネタの源
長く活躍しているブロガーはどこからネタを発見しているのでしょうか?参考になるエントリーを2つご紹介します。
「ネタ切れ」なんて一生来ない!ブログのネタ元を公開します
これはブログ界で有名なイケダハヤトさんのエントリーです。彼のネタ元は次の7つだと紹介されています。
- 本を読む
- 人と会う、取材する
- 旅をする
- イベントを紹介する、レポート記事を書く
- 新しいウェブサービスやアプリを紹介する
- ニュースにコメントする
これらのネタ元は多くの方が持っているのではないでしょうか?
ライフハック(ブログネタ)を見つける7つの方法
こちらのエントリーではブログネタの中でもライフハックのカテゴリに使えるネタを見つける方法が紹介されています。
- 当たり前にしていることをシェアしてみる
- あなたが何かに困り、それを解決した方法をシェアする
- 他人に聞かれ、答えた内容をシェアする
- 得た知識・情報を、自分の体験・意見も交えてシェアする
- お気に入りのガジェットを紹介する
- 何かを比較してみた内容をシェアする
- ガジェット以外でも好きすぎるものの情報をシェアすると、他人の役に立つ?!
これらのネタに共通しているのが「自分の体験」です。インターネットで簡単に情報が手に入るこの時代、価値を持つのが体験談です。自分がやる前にやったらどうなるのかを知りたい人が多いのだろうと思います。
自分が経験したことは全てノウハウにできると思っているとなんでもブログに書けるようになると思います。是非自分が持っている情報に自信を持ってください。
ネタをストックしておく
ネタが見つかったら一旦メモしてストックしておきます。1つのネタをそのまま1つの記事にするよりも、複数のネタを1つの記事にするほうがより質の高い記事が仕上がります。
ネタをストックするツールに、僕はEvernoteを使っています。
使い方はこちらのエントリーを参考にしています。
簡単に使い方を説明すると、まず発見したネタを1つ1つストックしていきます。記事タイトルを思いついたら、そのタイトルのノートを作って、そのノートからストックしておいた各ネタにリンクを貼っていきます。
これを繰り返していくと各ノートが少しずつ育っていくので、ある程度大きくなったところで実際にブログの記事に仕上げています。
タイトルもリスト化した1つのノートにリンクを作って、タイトル一覧ノートを作っとおくとブログを書く日にはタイトル一覧を見て「今日はどのエントリーを書こうかな~」とその日の気分で好きなエントリーを書けるようになります。
ネタを記事に仕上げる
ストックしていったネタを実際に記事にしたらどうなるのか、コツも絡めていくつかご紹介します。
本を読む
読んだ本のことについて記事を書くのは比較的簡単です。とは言え、何回か書いてみないと中々自分が納得できる記事を書くことができません。最初のうちは読んだ本の内容をそのまま写したようになってしまって「これって自分が書く意味あるのかな?」となってしまいがちです。何回か書いているうちに自分なりのスタイルが見えてくるので何本か書いてみることをおすすめします。
本を読むことで書ける記事のパターンには「書評」と「まとめ記事」があります。
書評
書評とは読んだ1冊の本について内容を簡単にまとめたり、自分の意見や感想を述べたりしたものです。ただひたすら内容をまとめるだけではほとんど価値がありませんが、内容を絞ったり、自分の考えを書き込んだりすることで付加価値が生まれます。
例えば、このエントリーでは『まんがでわかる 7つの習慣』の書評を書いています。
このエントリーは内容をまとめた記述が大半で自分の考えはほんの少しだけ、という構成にしています。ダイジェスト版という感じでしょうか。
まとめ記事
本を何冊か読むようになるとまとめ記事を書けるようになります。まとめ記事ではテーマを絞って、その中でも厳選しておすすめしたい本を羅列します。独自のフィルターがかかっているので読者にとって有益な記事が完成します。
こちらのエントリーでは「人生に影響を与えた1冊」をテーマに10冊の本を厳選してご紹介しました。
イベントを紹介する、レポート記事を書く
イベントに行ったことはその時のトレンドを記事にして書くことができます。イベントについての感想をウェブで検索する人は割と多いんじゃないかと思います。そのイベントに興味があるけど行こうかどうか迷っている人にとって生の体験談は有益な情報です。
このエントリーでは『蒼樹うめ展』に行った時の感想とともにこのイベントを紹介しました。
ただ自分の感想を書くだけではただの日記になってしまうので、他の関連する情報も取り入れて客観的に見たときの量的な質を高めました。
ニュースにコメントする
ニュースにコメントしたエントリーは、特にはてなユーザーにウケが良い傾向にあるようです。政治、経済ネタは割と人気ですね。
こちらのエントリーでは『自分の会社を経営しながら、他の会社の正社員に 渋谷のITベンチャーが「かけ持ち」許容 | キャリコネニュース』というニュースにコメントしました。
ただコメントするだけではTwitterと大して変わらないので、自分で統計情報を調べてグラフを作り、新たな情報を付加しました。こういう分析的な書き方はらくからちゃ(id:lacucaracha)さんを見習いました。
あなたが何かに困り、それを解決した方法をシェアする
自分が問題を解決した手法、つまり持論や自分のノウハウも記事にできます。
例えばこちらのエントリーは仕事でイライラすることがあったときに考えた対策案を書いたものです。自分の思いつきも誰かの役に立つことがあるんだなぁと思います。
ガジェット以外でも好きすぎるものの情報をシェアすると、他人の役に立つ?!
自分が好きすぎるものについては、他の人より詳しく知っていると考えられます。より深く詳しい情報は持っている人が少ないのでそこが優位性になります。
こちらのエントリーは、僕が好きすぎる麻雀について書いたものです。
まとめ
ブログのネタの源とそれをストックして記事に仕上げるコツ、そして完成したエントリーをご紹介しました。
総じてネタを見つけたらどう付加価値を付けるのかがポイントです。
また、ブログを書くときはネタ以外にも気にかけるポイントがあります。このポイントはこちらのエントリーにまとめていますので是非ご覧ください。