読書の5倍考え、10倍実践する
ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 14回
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読書はとても良いものです。単なる暇つぶしから新しい知識・ノウハウの習得、知見の広がりまで多様な楽しみ方、活かし方があります。しかし、読んで面白かったでは読書にかけた時間と労力が非常にもったいないです。読書はアウトプットしてナンボです。
アウトプットの第一段階に読書記録があります。読書記録で本の内容が頭に定着するだけでなく、自分の考えを整理することができます。
読書記録のやり方については「感想文も記憶も楽に!読書メモを使ったお金を稼ぐ読書術の効果」でご紹介しているので割愛するとして、このエントリーではこの読書記録を効率的に行う方法をご紹介します。
読書記録のメリット
1回読んだだけの本というのはわかったつもりになってもあんまり覚えてないものです。また、その一文を読んだ時に自分がどう感じたのかというリアルな肌感覚も忘れがちですね。
だからといって同じことを学ぶためだけに同じ本を何度も読むのは非効率です。もちろん2回目、3回目で新たな気づきや感動があることもありますが、なんとなく何を書いていたか覚えているけど、なんて書いてあったっけ?なんてあやふやな記憶を確認するためにその箇所を探しに行くのは時間がもったいない!
そんな時に役立つのが読書記録です。読書記録として感想やキーワード、引用などを残しておけば、自分が「これは!」と思った情報にサッと戻れるのです。
これは本を一通り読み終わった後に書いてもいいのですが、それだと引用はもちろん、その一文を読んだ瞬間に感じたリアルタイムな感想を正確に残すことができません。
読書記録ができる環境
しかし読みながら書くというのは中々に難しい。自宅で机に向かって本とノートを準備して……ということができる環境でないと読書記録を取りながら本を読むというのは難易度が高いです。
つまり読書記録ができるのはノートとペンと本を同時に展開できる場所ということになります。例えばこんな場所です。
- 自宅
- カフェ
- 昼休み中の会社
だからといって自宅にいる時に読書なんて逆に時間がもったいないです。自宅では読書以外にももっと色んな事ができます。それこそアウトプットすべきなんです。僕ならブログを書きます。
読書は読書しかできない環境でしかやりたくない。
読書しかできない環境
では読書しかできない環境を挙げてみましょう。
- バスの中
- 電車の中
この時点で読書をしながら読書記録を取ることは難しいです。ではどうすれば良いのか?
- 読書記録に書きたくなったページに印をつける
- 本とノートとペンを合体させる
読書記録を書きたくなったページに印をつける
無理なものはしょうがないですね。その場で記録を書くことは諦めます。その代案として書きたくなったページに何か印を残しておきましょう。
そもそも読書記録に書きたいことは次の3つです。
- 感想
- キーワード
- 引用
キーワードや引用は本の内容丸写しですから、その箇所に簡単に戻れるように印をつけておけば、もう一回読みなおしたり、一文を探しに行ったりする手間が省けます。そして感想ですが、これは同じ文章にもう一度触れることでその時の感覚をある程度思い出せることに期待しましょう。
本に印をつけるツール
後で戻ってくるために、本に印をつけるツールは「付箋」と「蛍光ペン」です。
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付箋は本を汚したくない人にオススメです。後で見返したい一文があるページのその行の上や横に貼っておけば後々探す手間が省けます。
また、ちょっとなら書くスペースがあるので、感想の下書きにもなります。色も工夫して使い分けられるとなお良しですね。
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一方蛍光ペンは本が汚れても良い人に追加でオススメします。最近ではフリクションといって消せるものもあるので、それを使えば汚さずに済むかもしれませんね。
これは気になった単語や一文に直接印をつけられるので、自分の探している一文がすぐ見つかります。
本とノートとペンを合体させる
本とノートとペンを合体させるというのはつまりデジタル化。電子書籍です。
最近の電子書籍はマーカーやメモ機能もついていますので、タブレット一台で全部完結させることができます。
電子書籍のツールといえばやはりKindleとiPadでしょうね。
Kindle
KindleはモノクロのKindle PaperwhiteとカラーのKindle Fireがあります。特徴を比較してみましょう。
Kindle Paperwhite
まず何より嬉しいのが価格です。この端末で¥16,800。
そして最大の特徴が紙のような質感のディスプレイ。明るい日差しの中でも反射せず、長時間眺めていても目が疲れにくい。個人的には電子辞書のような感じがします。
もちろんマーカーやコメントを付ける機能があります。
モノクロなので活字の本を読むのに特化しています。長時間読めるようにディスプレイもそうですが、電池も長持ちします。1週間充電しなくてもOK。
Kindle Fire
今はFireの方が安いですね、7インチのもので¥8,980。
こちらはカラーなので活字の本だけでなく、漫画や雑誌にもぴったり。ただブルーライトがあるので長時間読むのには向きません。活字ならやっぱりPaperwhiteかな。
あとPaperwhiteは読書専用ですが、Fireは汎用性が高く、読書だけでなくネットもできます。
そして肝心のマーカーは、カラーディスプレイなので多色使えます!もちろんメモもOK!
iPad
iPadもProだのAirだのと種類が増えてきましたが、僕のオススメはiPad Pro 9.7インチ。
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これで税込み¥72,144。うーんやはりブランド力がつよい……
しかしApple製品は最高技術の集合体ですから、スペックや汎用性はKindleより高いでしょう!
電子書籍リーダー
iPadやAndroid(Kindle含む)のタブレットで電子書籍を読もうと思うとアプリをインストールしないといけませんね。
使い勝手は個人差があると思うので、まず無料のものから試してみるといいでしょう。
今ある本を電子化するには
今持っている紙の本も電子書籍に(いわゆる自炊)したい!という方にはそういったサービスを利用することをオススメします。
中でもBOOKSCANは1冊100円で電子化してくれるのでとても安いです!
まとめ
ちょっと話が膨れ上がってしまいましたが、以上が読書記録を効率的にする方法です。
アナログでいくなら付箋やマーカーを片手に持ちながら読書を。
デジタルでいくならKindleやiPadを片手に持ちながら読書を。
読書記録はREADING EDiTへ。