LINEモバイルを徹底評価!特徴・料金比較・使用感までまるわかり!
2年近く使っていたDMMモバイルから、LINEモバイルに乗り換えました。
これにより、スマホの通信料金が3,000円~6,000円ぐらいだったものが1,200円~になる見込みです。
データ容量を7GBから1GBに変更したので、これを考慮したとしても、元々1,700円~4,700円だったものが1,200円~に削減されることになります。
このように、格安SIMサービスは自分の利用形態に合わせて契約先やプランを選ぶことで通信料金を最安にすることができます。
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LINEモバイルはどうでしょうか?
この記事では、契約する前に知っておきたい特徴、料金体系、使用感そして最後に申し込み手順についてまとめます。
LINEモバイルの特徴
まずはLINEモバイルの特徴を確認しておきましょう。これが自分のニーズにマッチしていないとLINEモバイルの強みがメリットとして活きてきません。
利用できる端末
LINEモバイルが利用できる端末は次の3種類です。
- LINEモバイルで購入した端末
- SIMフリーの端末
- docomoの端末
LINEモバイルはdocomoの回線を利用します。このため、端末がSIMフリーかdocomoのものでなければサービスを使えません。
auやSoftBankから乗り換える場合は、端末の買い替えが必要です。が、これらの端末でもSIMロック解除の裏ワザを使えばLINEモバイルを利用することができます。これは接続が不安定になりやすいので、端末購入までの応急手当として利用することをオススメします。
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カウントフリー
LINEモバイルと言えばカウントフリー。LINEや各種SNS、LINE MUSICの通信で通信容量を消費しません。
これがLINEモバイルの強みの1つです。
料金プランによってどの通信がノーカウントになるのかは変わります。
それではプランについて簡単にご紹介します。
LINEフリープラン
LINEの通信がカウントフリーになります。
月額料金は、月間データ容量1GBの500円~です。
コミュニケーションフリープラン
LINE、Twitter、Facebook、Instagramの通信がカウントフリーになります。
月額料金は1,110円~。
月間データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBから選択できます。
MUSIC+プラン
LINE、Twitter、Facebook、Instagram、そしてLINE MUSICの通信がカウントフリーになります。
さらには、加入特典としてLINE MUSIC 1ヶ月無料チケットがついてきます。
月額料金は1,810円~。
月間データ容量は3GB、5GB、7GB、10GBから選択できます。
LINEの年齢認証・ID検索に対応
LINEの年齢認証ができるのはdocomo、au、SoftBankの大手キャリアとLINEモバイルだけです。
つまり、格安SIMサービスではLINEモバイルが唯一の年齢認証手段です。
これがいかに大事かをお話ししましょう。
僕がDMM mobileを利用していた頃のことです。手紙でこっそりとLINEのIDを教えてもらったことがありました。でも僕はID検索ができませんでした。
結局後から
僕、年齢認証できてなくってID検索できないんだよね……
ごめんやけど、QRコードで交換してもらえる?
と直接言わざるをえず。
笑われました
超恥ずかしかった……
こんな恥ずかしい思いはしたくないですよね。
年齢認証の大事さを痛感しました。
LINEモバイルの料金体系
LINEモバイルの料金体系は、各カウントフリーのプランと月間データ容量で決まります。
月間データ容量の種類は1GB、3GB、5GB、7GB、10GBの5つです。
今回はサービスレベルを合わせるため、データ通信+SMS+音声通話の3機能が使えるプランでの料金を表にまとめました。
それぞれ、最安をうたう他社のプランと比較してみましょう。
他社と比べてお得なプランはどれ?
同じ条件で業界最安と料金を比べてみましょう。
LINEモバイルについては、データ容量1GBはLINEフリー、それ以外のデータ容量はコミュニケーションフリーのプランの料金を示しています。
さすがに業界最安値と比較するとほとんど負けてしまいます。しかし、注目すべきはデータ容量が1GBのプランです。
これだけは業界最安級。FREETEL SIMに引けを取っていません。
「LINEフリープランは業界最安級の価格で利用できる」というポイントは抑えておきましょう。
実際に使ってみた感想
使用感はどうでしょうか?
サービス内容と料金まではインターネット上の情報だけで十分知ることができます。しかし、使用感だけは使ってみないことにはわかりません。
もちろん個人差があるところではありますが、今回は僕が実際に使ってみた感想をお話しようと思います。
LINEをよく使う僕にとってカウントフリーが嬉しい
僕がスマホで最も長時間使っているアプリはLINEです。そのため、メッセージのやりとりはもちろん、画像や動画、通話などの容量の大きい通信もカウントフリーであることはとても心強いです。
一方で、僕はWiMAXを基本にデータ通信をしています。スマホも常時WiMAXに接続しています。
しかし、WiMAXの電池が切れたり、携帯することを忘れたりすることがあります。この場合は、スマホのデータ通信を使わざるを得ません。少なくとも、WiMAXは3日で10GBを超えるデータ通信をすると通信制限がかけられます。
こういった、WiMAXが十分に使えないときは少なからずあるので、カウントフリーは十分役割を果たしてくれています。
年齢認証の安心感
LINEモバイルのサービスを使い始めたとき、最初に行ったのは年齢認証です。
ID検索ができないために恥ずかしさを感じた経験から、これはどうしてもやっておきたかったのです。
そして、年齢認証が完了したときにホッとしました。これでいつでもID検索ができると思うと安心です。
電波はWiMAXよりも良いことが判明
これは新幹線に乗っているときに如実に感じました。
WiMAXだと、どうしても田舎やトンネルの中を走行しているときはインターネット接続が不安定になります。
一方、LINEモバイルのデータ通信はお構いなしです。どこだろうがバンバン繋がります。さすがはdocomoの回線を使っているだけのことはあります。
通信の安定感に何ら問題はありませんでした。
申し込みの手順
最後にLINEモバイルに申し込む手順を解説します。
申し込み前の確認
申し込み前に次の4つの物を用意しましょう。
特に、本人確認種類はLINEが指定する物でなければならず、例えばマイナンバーカードは使えないので要チェックです。
他社から乗り換える人は事前にMNPの転出を忘れないようにしましょう。
確認したら「上記事項に同意の上、申し込む」をクリック。
申し込み方法選択
エントリーコードの有無を選択します。
「エントリーコードって何?」って思った人はその時点で「通常申し込み」にすれば問題ないと思います。
申し込み内容選択
次の2択から申し込み内容を選びます。
- 端末+SIMカード
- SIMカードのみ
他社からの乗り換えだとSIMカードのみで大丈夫です。
一方で、auやSoftBankなどのdocomoの回線が使えない端末をお持ちの場合は、SIMロック解除をするか、このタイミングで端末を購入します。
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プラン選択
ここで契約するプランを選択します。プラン自体は次の3つです。
- LINEフリー
- コミュニケーションフリー
- MUSIC+
これに加えて、データ容量と、SMSや音声通話機能の有無を選択します。
MNP転入される方など、音声通話機能が必要な方は間違えないように気を付けてください。
SIMサイズ選択
SIMのサイズを選びます。自分のスマホに合った大きさでないと入らないのでここは間違えないように。例えば、iPhoneならどれもナノSIMです。
SIMのサイズを確認する
オプション選択
オプションのサービスをここで選択できます。
プラン選択で音声通話サービスまでつけたときの、LINEモバイルのオプションはこちらの6つです。
- 持ち込み端末保障(月額500円)
- 留守番電話(月額500円)
- 割込通話(月額200円)
- 転送電話(無料)
- 国際電話(無料)
- 国際ローミング(無料)
とりあえず「転送電話」「国際電話」「国際ローミング」は無料なのでつけておいて損は無いと思います。僕はとりあえずつけました。
申し込み区分(音声通話サービスのみ)
プラン選択で音声通話サービスをつけた場合は申し込み区分の選択画面が表示されます。
「新規番号」か「他社からの乗り換えで電話番号を引き継ぐ(MNP転入)」かを選びます。
「他社からの乗り換え(MNP転入)」を選んだ場合は、引き続きMNP予約番号を入力しましょう。
お客様情報入力
引き続き契約者情報を入力していきましょう。最後の規約を読むのも忘れずに。
次へ進むとメールアドレスの確認の画面に移ります。
ここで登録したメールアドレス宛に本人確認のメールが送信されるので確認しましょう。
本人確認書類の送信
メール確認が完了したら、本人確認書類を送信します。
今の時代、免許証などをスマホで撮影してアップロードするだけで済みますから、ほんと楽になりましたね。
引っ越しのタイミングで乗り換えた方は、登録した住所と本人確認書類の住所が異ならないように免許証などを更新しておきましょう。
支払い方法を選択する
LINEモバイルの支払い方法は、クレジットカードかLINE Payです。お好きな方を選択してください。
ログインID・パスワード設定
マイページにログインするために必要なIDとパスワードを設定します。
これもお好みでOK。
あとは確認をして、申し込みは完了です。
数日後にはSIMカードが手元に届きます。
乗り換えるときは乗り換え元の制約に注意
格安SIMに乗り換えるときは、乗り換え先に意識が行きがちです。そのため、乗り換え元の制約を無視して乗り換えてしまった結果、思わぬ支出がかさむことがあります。
この制約は乗り換え元の会社によりけりですが、共通して確認しておくべきことはこちらの3つです。
- 契約更新月(特にNTT、au、SoftBankなど)
- 違約金が発生するとき、しないとき
- MNP転出など解約時にかかる手数料
格安SIMの月額費用に惑わされないように、乗り換えにかかるお金はあらかじめ計算すると良いです。本当に乗り換えるべきかどうか、最低でも今後2年分は見積もりを出しておくとベストですね。
まとめ
LINEモバイルの契約を検討するにあたっておさえておきたいポイントはこの3つです。
- カウントフリーの仕組みがあること
- LINEの年齢認証ができること
- データ容量1GBの料金は業界最安級であること
これらがあなたのニーズにマッチしたなら、きっとLINEモバイルは期待を裏切らないでしょう。