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『金持ち父さん 貧乏父さん』にある最初に身につける2つのお金の知識

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お金持ちになるにあたって最初に身につけるべきお金の知識があります。 この記事ではその知識を『金持ち父さん 貧乏父さん』からご紹介します。

最初に身につけるお金の知識

お金持ちになろうと決心した人が最初にするお金の勉強は資産と負債の違いを知ることです。

まず大切なのは、資産と負債の違いを知り、資産を買わなければならないということだ。金持ちになりたい人が知っておくべきことはこれにつきると言ってもいい。いわば金持ちになるための鉄則だ。「そんなことは簡単じゃないか」と思われるかもしれない。だが、このルールの持つ意味の深さを本当に理解している人は少ない。大部分の人は資産と負債の違いを知らないために、いつもお金がなくてヒイヒイ言っている。

金持ちは資産を手に入れる。 中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

つまり、金持ちになりたければ何が資産かを理解した上でそれをひたすら買い続ければいいのです。

資産と負債の違い

資産と負債はキャッシュフロー、つまりお金の流れが違います。この流れは「損益計算書」と「貸借対照表」の上に現れます。

財務諸表

これが「損益計算書」と「貸借対照表」、2つあわせて「財務諸表」と呼びます。

収入は入ってくるお金、支出は出ていくお金です。

資産は次のようなお金の流れを生みます。

資産からのお金の流れ

続いて負債は次のようなお金の流れを生みます。

負債からのお金の流れ

これらの図を見た後で、金持ち父さんのこの言葉を聞けば、資産と負債の違いが理解できます。

資産は私のポケットにお金をいれてくれる

負債は私のポケットからお金をとっていく

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)

資産と負債の違いを理解したところで、今すぐ自分が資産と負債をどれだけ持っているか確認してみることをおすすめします。 具体的には自分の「財務諸表」を作ってみることです。

あわせて読みたい

今の自分の経済状態は?財務諸表を作ってみよう

資産の種類

資産は自分のポケットにお金を入れてくれる物です。 具体的にどんなものがあるか見てみましょう

  • 預金
  • 投資信託
  • 債権
  • 株式
  • 不動産
  • ビジネス

大雑把に挙げるとこれぐらいあります。上位ほど敷居が低いです。

預金・投資信託・債権は利子として自分のポケットにお金を入れてくれます。

株式・不動産・ビジネスは配当・家賃などのインカムゲインや売買差益などのキャピタルゲインとして自分のポケットにお金を入れてくれます。

お金持ちになりたい人はこれらの資産を購入していくことになります。

預金は誰しもがやっているでしょうが、ここから徐々にステップアップしていく必要があります。 最終的には不動産やビジネスに投資する投資家(Iクワドラント)まで辿り着かねばなりません。

手始めには、投資信託や固い株式投資が良いと思います。

まとめ

なんにせよ、まずは資産と負債を理解する。

資産を買うようにし、負債は必要最低限に抑える。

この考えを貫いて生きていく必要があると思います。

欲しいがまま、車だ家だとローンで買ってしまうともう抜けだせませんからね……

買う前に、今自分は何を買おうとしているのか、少し冷静になって考えてみましょう。

はじめに書いたように、一番大切なことは資産と負債の違いを知ることだ。その違いが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。これが金持ちになるための道を歩み始める最善の方法だ。

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