Amazonアソシエイトの規約違反に注意!BANされる前の2つの対策
Amazonアソシエイト・プログラム、参加してますか?
Amazonアソシエイトは審査が通りやすく、1度トラッキングIDを取得してしまえばそれを使ってサイトの好きなところに広告をペタペタ貼っていけます。
ところで、運営規約を精読し、遵守していますか?
これを読まずになんとなく広告を貼っていると、ある日突然アカウントが停止、いわゆるBANされてしまうかもしれません!
そうなってしまっては手遅れです。アカウントの復帰はできず、これまで稼いだ紹介料も支払われません。怖いですね……
Amazonから警告を食らう前に、先回りして規約違反をしていないか自主的にチェックしてみましょう!
参加者であることの宣言
1番見落としがちで、多くの人がやってないであろうことが「参加者であることの宣言」です。運営規約にはこの様に記されています。
10. 乙がアソシエイトであることの表示
乙は、本規約、乙による甲のコンテンツの使用、または本プログラムへの乙の参加に関して、いかなるプレスリリースの発行も、その他の発表・広告もしないものとします。乙は、本規約により明示的に許可される以外には、甲と乙との関係につき不実表明や誇張(甲が慈善活動やその他の運動を支援、後援、支持または貢献しているという表明または暗示を含む。)をせず、甲と乙の間、またはその他のいかなる個人もしくは企業との間の関係または提携を表明したり暗示したりしないものとします。乙のサイト上のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」、または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。甲は、この文言あるいはグラフィックロゴを適時変更することがあります。
この通り、サイト上のどこかに
- Amazon.co.jpアソシエイト
- [名称]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
のいずれかを書いておかないといけません。
サイト上のどこかに書けばいいので、僕はプロフィールに書いています。
Webサイトの登録
アカウント申請のときに登録したサイトのURLが変わったり、新しいサイトでAmazonアソシエイトを利用する場合は、あらかじめWebサイト情報を登録する必要があります。
ちなみに、自分で勝手にURLの更新・追加を行うと怒られるので、事前にアソシエイトカスタマーサービスに連絡してください。
具体的なやり方を説明します。
Webサイトを登録する前にAmazonアソシエイトのリンクを使用していた場合
未承認サイト上にAmazonアソシエイトのリンクを利用することは運営規約に抵触します。このため、もしWebサイトが承認されていないのにAmazonアソシエイトのリンクを貼っていたら、まずはじめにそれを非表示にしておく必要があります。
そうは言ってもリンクを1つ1つ消していくのはキリがありませんし、復旧も大変です。とりあえず審査中さえ隠せればいいので、スタイルシートを次のように編集します。
.freezed {
display: none;
}
a[href$="トラッキングID"] {
display: none;
}
応用できるように解説します。
「.freezed」はAmazonアソシエイトの画像つきリンクのクラス名です。
「a[href$="トラッキングID"]」はAmazonアソシエイトの文字列リンクを指定しています。「href$="トラッキングID"」は「href属性の末尾が[トラッキングID]で終わるもの」という意味です。トラッキングは人によって違うので、自分のトラッキングIDを当てはめてください。
「display: none;」は非表示にする設定です。そもそもその部分のコードが生成されるので、完全に情報を隠蔽することができます。
なお、これをすると、特に文字列に関してはすっぽり消えてしまうので文章がおかしくなりますが、審査中に限ったことだと割り切ってください。
登録Webサイトの追加・更新のやり方
本題に入ります。Amazonアソシエイトにログインしたら、画面右上の「アソシエイトアカウントの管理」をクリックします。
「アソシエイトアカウントの管理」ページに移ります。続けて「Webサイト情報の確認」をクリックします。
「Webサイト情報の確認」ページに移動します。サイト登録の前に、事前の連絡をするので下の図にあるように「こちらから」をクリックします。
「アソシエイトカスタマーサービスに連絡する」ページに移動します。「件名」を「アカウント情報の変更、登録URLの追加など」に設定し、「名前」「WebサイトのURL」「コメント」を入力します。その後「Eメールを送信」をクリックして作業は一旦終了です。
「コメント」にはこのような文章を入れましょう。
いつも大変お世話になっております。
以下のURLを登録申請させて頂きたく存じます。
[WebサイトのURL]
宜しくお願い申し上げます。
サイトに問題が無ければ、1営業日程度で承認の連絡がメールで来ます。
Webサイト登録・更新の申し込みが承認された後、Webサイトの登録・更新をします。
「Webサイト情報の確認」ページに移動し、Webサイトやブログの内容についてつらつらと記入します。最後に「変更を保存する」をクリックしてWebサイトの登録が完了します。
まとめ
運営規約を読んでいなかったために、知らず知らずのうちに規約違反をしてしまったという事例が結構あります。これを善意の過失と言ったりしますが、だからといってAmazonが許してくれるわけではありません。
基本的にアカウント停止は一発アウトです。取り返しのつかないことになる前に是非自主点検と対策をオススメします。