『蒼樹うめ展』の感想と話題になったトピックのまとめ
「どこにでもいる女の子から、神様になった女の子まで。」
『蒼樹うめ展』は2015年10月3日(土)~12日(月・祝)に東京・上野の森美術館で開催されました。
うめてんてーといえば漫画「ひだまりスケッチ」や、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案が代表的ですね。
本展では、代表2作品 を中心にこれまでの画業を広く紹介するとともに、幼少期や学生時代の作品、制作風景をとらえた映像などから、クリエイターとしての個人の姿にも迫ります。すでに発表されている作品はもちろん、未公開の貴重な設定・制作資料や本展のために描き下ろされた複数のイラスト、個展だからこそ語れる制作秘話や作品に込められた想いなど、さまざまな角度から「蒼樹うめ」を紹介します。
「蒼樹うめ展」公式図録
そんな『蒼樹うめ展』に、11日(日)に行ってきました。
このエントリーでは展示会の感想を絡めつつ、話題になったトピックをまとめて『蒼樹うめ展』を振り返ります。
会場限定販売 絵柄付き当日券
チケットは前売り券と当日券があり、当日券には「会場限定販売 絵柄付き当日券」と「絵柄付き当日券」があります。
「絵柄付き当日券」は絵柄が公式サイトで公開されていましたが、「会場限定販売 絵柄付き当日券」はシークレットでした。
僕は現地で「会場限定販売 絵柄付き当日券」を購入しました。その絵柄はこちら。
なるほど、全体像が入るのね。
ちなみにこれが「蒼樹うめ展」描き下ろしイラストで展覧会メインビジュアルでもあります。
長蛇の列と長い待ち時間
チケットを買って公園内に入って行くと目に入るのはズラーっとした長蛇の列です。僕が行った時は120分の入場待ちでした。
ピークは4日(日)の300分待ちですかね。この日は15:00~サイン会がありました。
同じ時期に東京都美術館で『モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで』が開催されていましたが『蒼樹うめ展』の方が10倍くらい並んでたと話題になりました。
日本のこういうところ、なんかもうすげぇなって思います。
「ふんわり焼ビーフン!」と「ゆのの絵描き歌」
入場口手前で「蒼樹うめ流? ふんわり焼ビーフン!」と「ゆのの絵描き歌」という紙がが手渡されます。
蒼樹うめ流? ふんわり焼ビーフン!
これはうめてんてーの焼きビーフンのレシピです。
うめてんてーはプロフィールに書くほど焼きビーフンがお好きな様子。他にも皿うどん、はんぺん、さけるチーズ、杏仁豆腐など。白っぽいものが多いです。
ああっ、それにしても美味しそうですね。また気が向いたら1人で作って1人で食います。
ゆのの絵描き歌
展示場内に「ゆのの絵描き歌」の映像が流れているブースがあってそこでゆのっちを描く時に使うようです。
チケットの裏に「鉛筆以外の筆記用具のご使用はご遠慮ください。」って書いてるのはこういうことか。
ちなみに絵描き歌はうめてんてーが直々に歌っています。歌詞などは図録にも載っていました。
ところで、実際に聞きながら描くって思ったより難しいですね……。
ゆのの部屋
展示場内で唯一撮影可能なのが「ゆのの部屋」というブースです。こちらはゆのっちの部屋、ひだまり荘の201号室を再現したブースです。
何枚か撮影したのでご紹介します。
浴室
ちゃんとあひるちゃんも置かれているのがいいですね。
洗面所
洗面所は中に入れませんでした。でもこの扉が透けて見えるような演出が良いですね。
後でアニメ映像と見比べてみるとその再現度に驚きました。
キッチン
キッチンは全体的に物が大きかったイメージ。
冷蔵庫には
宮ちゃんへ
ちくわは晩ゴハン用だからおやつに食べちゃダメだよ
って書いたメモが描かれています。
これは流しの隣。宮ちゃんがいるのにメモがあるとは一体。
部屋
部屋にはゆのっちと宮ちゃんがいました。
続いてベッド周り。
目覚ましのところもかわいいですね。1期1話を思い出します。
物販
僕が行く頃にはほとんど売り切れていました。「フリップスマートフォンカバー」とか「ICカードケース」とか欲しかったんですけどね、残念。
結局メモ帳を買いました。外観が公式サイトだとシークレットなのでちょっとご紹介します。
可愛いです。ちなみにこのイラストのメイキング映像を流しているブースもありました。解説もうめてんてーがしてくれます。メイキング映像を見てると自分でも描きたくなってきますね。
物販と言えば、「生春巻き皿」のイラストが溶けて流れたと話題になりました。
公式によると販売は停止、対策はこれからだそうで……。まぁ大変ですね。
まとめ
展示会だし、行っても1時間ぐらいで出てくるだろうと思いきや、2時間ほど滞在していました。混んでいたこともありますが、全部舐めるように見てたのが大きいですね。
展示場内にはあちこちにうめてんてーの直筆手書きコメントがあってちょっと面白かったです。こういうちょっとした遊び心っていいですよね。なんか安心感を感じるのは僕だけでしょうか。
一方「美術館」として、一部批判されていることもありましたが、僕は素人なのでよくわからんとです。1人の消費者としては満足でしたし、物販もやってくれたほうが僕は嬉しいですね。より良いものを目指すのはプロにおまかせって感じで。
当たり前ですけど展示場内は基本的に撮影禁止なので、良かったところをもっとご紹介したいんですけど、ここいらが限界です。より詳しい情報はねとらぼさんにお願いします。
帰ってからまたひだまりスケッチを読み返したくなりましたね!まどか☆マギカもまた一気見したいところ。なんだかんだうめてんてーに結構お金かけちゃってるかもしれません(笑)。
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