就活生の皆さん、こんにちは。とーる(@trus_toru)です。
毎日合同企業説明会があったり、自己分析や企業分析をしたりと忙しいと思います。
僕もあなたと同じように忙しい就職活動をしていた時期がありました。懐かしいですね。
就職活動にはコツがあります。
このコツさえ身体で覚えてしまえば面白いように内定をもらう事ができます。
この記事ではそんな就職活動のコツと「もっとこうしとけばよかったな〜」とちょっと後悔してることをお話しします。
就職活動の関門は2つ
就職活動を成功させるために必要な要素はたった2つしかありません。
自己紹介と志望動機です。
エントリーシートでも面接でも、自分がどういう人間か語る事ができ、なぜこの会社を志望したのか語る事が出来れば最終的に内定が出るようにできています。
就職活動は自己分析から
就職活動は自己分析から始まります。
自分がどういう人間かわからなければどんな人生を歩みたいのかわかるはずがありません。
自己分析にはこの自己PRのフレームワークが役に立ちます。
自己分析で出したい結論は、自分がどういう人間で、どんな人に対して、どんな価値を提供できるのか、ということです。
あなたの強みや魅力だと感じるところはどこですか?
情熱を注いでやっていることはなんですか?
自己分析を超えて、自己ブランディングまでできるようになると就職活動では無敵だと思います。
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志望動機は自己分析と企業分析のマッチングで
志望動機を書こうと思ったら自己分析と企業分析が必要です。
志望動機にはこの志望動機のフレームワークが役に立ちます。
志望動機とはすなわち、なぜその企業でその仕事をやりたいのか?ということです。
その理由が己の感情に辿り着くまで、なんで?という問いを自分にし続けます。
なんでこの会社なの?
なんでこの仕事をしたいの?
その深掘りの先には楽しい、嬉しいといった感情があるはずです。
これを書こうと思ったら企業のことを知らなければいけませんね。そこでするのが企業分析です。
企業分析のやりかた
就職活動とはぶっちゃけ投資活動です。
企業にお金という資本を託すことを株式投資と呼びます。
そして企業に自分の身体と時間という資本を託すことを就職活動と呼びます。
どちらも自分の持つ資本を投下するという意味では本質的に同じことです。
エントリーする企業を決める前に、世の中にどんな企業があるのかを知っておいた方がいいと思います。
日本には上場企業だけでも約3600の会社があります。
とにかく最初は企業をたくさん見て、企業を見る目を養います。
そして、網羅的に企業を見れるのが会社四季報です。
株価など投資家向けの情報が多いですが、就活生に役立つ情報もたくさんあります。
見るべきポイントをご紹介しましょう。
ここまでやってる就活生はいないので、これだけで頭1つも2つも抜けます。さらに企業を見る目も養われる。
業績
業績が落ちている会社と伸びている会社とだったらどちらに就職したいですか?
たいていの場合、伸びている会社を選ぶと思います。
なので、売上高と経常利益が毎年安定している企業を探します。
額の大きさは気にせず、拡大しているかどうかだけに注目します。
キャッシュフロー
キャッシュフローには営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの3種類があります。
これらのプラス、マイナスで資金繰りの良さを調べます。
営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローは本業で稼いだ利益です。プラスの方が良いことは言うまでもありません。
投資キャッシュフロー
投資キャッシュフローは投資活動で発生したキャッシュフローです。
新規に設備を導入したり、人材を増やしたりするとマイナスになります。
一方で設備を売却したりリストラをしたりするとプラスになります。
これはマイナスの方が良いと言えます。
従業員としてはリストラの確率は低いほうが良いですよね。
財務キャッシュフロー
財務キャッシュフローは借金などによって発生したキャッシュフローです。
借金が増えればプラスで借金を返していればマイナスになります。
これもマイナスの方がいいと言えます。
年収や平均年齢など
サラリーマンとしては年収が高い方がいいでしょう。初任給が一生続くわけではないので、将来的にどれくらいの年収になりそうかは今の時点で知っておきたいですね。
平均年齢は昇進スピードの目安になります。
平均年齢が高いと若手が少なく、上の世代が多いので昇進は遅そうです。
一方で、平均年齢が低いと上の世代が少ないので、競争率が高そうですが昇進は速そうです。
志望動機の本質はどの企業でも同じになるはず
志望動機の先にはあなたが仕事の先で求めるものがあります。
それは人に感謝される喜びであったり、自分の能力を発揮できる楽しさであったりします。
これを達成するためなら、会社は箱であり、仕事は手段です。
どんな場所で何をやるにしても最終的に求めるものが同じでなければ
内定欲しさに焦りは禁物
就活生は就職活動を失敗したくないという恐れからか、早く結果を出そうとします。
焦りは禁物です。今後最大で40年ほどの人生を決めてしまう可能性があるものをただ早く内定を取って安心したいがためにこなしてはいけません。
日本は完全雇用が達成されていると言える状況です。
安心してください。やることをやっていれば焦らずとも内定は取れます。
まとめ
自己分析ができていれば、自己紹介と、志望動機の半分が書けます。
まずは自己分析を芯の通ったブレない軸となるまでやることです。
あとは志望動機を企業ごとに書き換えるだけでどこに行っても通用する就職活動ができるようになるわけです。
自己分析には時間がかかります。焦ることなく、納得できるまでじっくり取り組んでみてください。