【恋愛理論本】LOVE理論を読んだので僕はこれを証明しようと思う
恋愛とは、みんなが学ぶべきあるにもかかわらず、学びづらい分野である。
そしてLOVE理論とは!
水野敬也のもう一つの顔、恋愛体育教師・水野愛也が考案した男性向け恋愛理論である。
そしてこの本の著者である水野敬也先生はあの「夢をかなえるゾウ」シリーズで有名なあの水野敬也先生である。この本については当ブログでも1度ご紹介させて頂いたので是非一読頂きたい。
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さて、今回は自己啓発書を書かれている水野先生が、キャラをガラッと変えて書かれたこの「LOVE理論」をご紹介しよう。
LOVE理論はどう読んでも面白い
このLOVE理論。恋愛マニュアルとしては申し分ない内容。加えてただの読み物としても相当面白い。
まず内容が時々ブッ飛んでいる。
例えばこの一節。
これがお前の大好きな芸能人、たとえば柴咲コウの陰毛だとしよう(実際は俺の陰毛である)。
お前にとって命より大事なこの陰毛が、たとえばいたずら好きな一陣の風によってどこかへ飛ばされてしまったら、お前はどうなるか? 大いにヘコむだろう。「どうしてちゃんと保管しておかなかったんだ!」と頭をかきむしってテンパるだろう。
ちなみにこの一節の前後には本当に陰毛の画像が貼ってある。
男の一途な恋心を陰毛に例えるなんて恐ろしい人……
水野先生の陰毛が見たい方は是非とも本書を手にとって御覧いただきたい。
ちなみにこの本には全部で29のLOVE理論が記されている。
全てご紹介したいのは山々だが、それではただのパクリコンテンツになってしまうので、是非とも覚えておきたい理論を俺のコメントとともに少しだけご紹介しよう。
うわっつらKINDNESS理論
女が好きな男のタイプ第1位は優しい男である。
そして女の言う優しさとは「表面上の優しさ」である。
水野先生はこの表面上の優しさをうわっつらKINDNESSと定義し、55の具体的な行動を記してくださった。
世の男達は毎朝これを読んで頭に叩き込み、世の女たちを喜ばせてあげて欲しい。
- 車道側を歩く
- ふた・キャップを代わりに開ける
- レストランで椅子を引く
- 足元が危ないとき(階段を下りるとき、ジェットコースターに乗るときなど)に手を差し伸べる
- 映画のチケットや電車の切符を一人で買いに行く
- 電車や車に乗るとき、店に入るときなど女を先にする
- 地震が来たときなど、オーバーに守る仕草をする
- 高いところにあるものを取る
- 女がトイレに行っている間に会計を済ませておく
- エスカレーターで昇りは男が後、下りは男が先に乗る(女が落ちないように守るため)
- レストランで先に席に座らせる。先に注文させる。先に食べさせる
- 「寒くない?」と何度も聞く
- 「大丈夫?」と何度も聞く
- 「お腹すいてない?」と何度も聞く
- 髪型やアクセサリーなどを変えた場合すぐに気づく
- 「綺麗だね」を連発する
- リマインドする(好きな花、誕生日などを覚えておいて、良きところで「そういえば君◯◯だよね」とリマインドする)
- 家の門前まで送り迎えする
- 重い荷物を持つ
- 寒いときジャケットなどを羽織らせる
- 店を予約しておく
- グラスの空きに素早く気づく
- 料理をとりわける
- 飲み物を注ぐ
- 店員を呼ぶ
- 毒見役になる
- 「無理しないでいいよ」と言う
- ホメる(特に、第三者の前でホメる)
- メールは男が出して終わる
- 車に乗っていて急ブレーキをかけたときに女の腹部あたりに手を添える
- 電車などで女を守るための壁になる
- 電化製品を組み立てる
- 女がコートを脱ぐとき、着るとき、さりげなく後ろに回って手伝う
- 暗いところや危険な場所は男が先に行く
- 車のドアの開閉をする
- 海外でチップを払う
- 狙ってる女だけでなく全員に気配りをする(飲み会などで)
- 買い物にトコトン付き合う
- ひたすら歩かせずに休憩をはさむ
- デートが終わって別れた後、振り返る
- 歩調を合わせる
- 食べる速度を合わせる
- ちょっとした手土産がある
- 後かたづけをする
- 旅行などではあらかじめ計画を決めておく
- 先に寝ない
- 先に起きない(女の化粧する時間などを作る)
- 女が泣いているときハンカチ的なものをそっと差し出す
- エレベーターから降りるとき扉をおさえる
- 待ち合わせ場所に先に着いておく
- おしぼりなどを女に先に渡すように店員にジェスチャーする
- メニューが一つしかない場合、女向きにする
- 女の服に赤ワインがこぼれたとき、炭酸水を持ってくる
- 行き先が確定していない場合、率先して提案する
- デザートをすすめる
どれもこれもさりげないが、女は良く見ているので男が思っている以上に気付いてもらえると思う。
ちなみにこれをやっているところを男に見られるとサブいヤツと白い目で見られるので要注意だ。
こんなことをブログに書いている俺も相当サブいヤツだ。
大変じゃない?理論
暇な女子大生 (@bored_jd)の言葉を借りて婉曲するが、女性が優勝したくなるときランキングの1位は「付き合ってまもないとき」、2位は「寂しいとき」、そして3位が「お酒を飲んで酔ったとき」だ。
1位と2位は女個人の問題なので男がどうこうできるものではない。しかし3位。3位だけは我々の影響力の範囲内だ。
要するにお酒を飲ませればいいわけだが、無理やり飲ませるのはタブー。
そこで、自発的に飲ませるためのセリフが「大変じゃない?」だ。
これを言うと誰でも愚痴を言い始める。
用例を引用しよう。
男「君、仕事は何してるの?」
女「アパレルの販売員」
男「へえ、そうなんだ。でもアパレルの販売員って大変じゃない?」
これを言うと相手は勝手に大変だと感じることを探し始める。
しかし中には、
うーん、でも好きだからー。
と答える女もいる。ちなみに先日クラブでナンパした女がほんとに言った。
そこで、いかにも大変じゃなさそうな場合はこう言ってみよう。
確かに好きなことだと苦に感じないよね。でも好きな仕事の中にもやりたくない部分とかあって意外と大変じゃない?
そして何とか愚痴を聞き出すことに成功したら
頑張ってるね
これでフィニッシュ。
ちなみに俺は誰と飲むときでもこの大変じゃない?理論を使うようにしている。
老若男女、愚痴は絶えないものである。
ちなみに会社の中ではこんな風に使う。
先輩「今日上の子が風邪引いてさ~」
俺「マジですか!共働きで子供が風邪引くと大変じゃないですか?」
簡単である。是非使ってみて欲しい。
デビュー理論
「モテる」とは「変わる」ということだ。
自分が変わり始めるとそれまで付き合っていた人間は自分を攻撃し始める。
これはモテるために、という目的にかかわらずだ。
なぜか? 周りの人間は自分が変わって遠くに行ってしまうことを恐れているからだ。
出る杭を打つとはそういうことだ。
突然デビューするからみんなびっくりして攻撃するのだ。予告しておけばみんな心の準備ができているから攻撃してこない。
そこで、変わるということを周りに宣言しよう。
まさに結果にコミットするのだ。
では俺もやってみよう。
件名:モテる男を目指します
拝啓
突然ですが、 私、とーるは、4月2日午後8時をもってモテる男を目指すことを決意しました。
今後は、人生のプライオリティ第一位に「モテる」を置き、全ての行動及び言動の指針を「モテるかどうか」によって決定します。
明日からは髪の色や分け目も変わり、趣味、好きな食べ物、休日の過ごし方、ファッションなども劇的に変化することになり、今まで好きだったものが突然嫌いになったり、嫌っていたものを溺愛する可能性があります。
今まででは考えられない場所で今までとは違う私と遭遇することもあります(たとえば六本木のクラブで踊っている、など)。
気に障ることもあるでしょうが、温かく見守っていただければと思います。
敬具
PS.
「こんなやり方がモテるらしい」という情報がありましたら、できるだけ早急にこのアドレスに返信ください。
謝礼を差し上げる準備があります。
綱吉理論
犬様と猫様はコミュニケーションの天才である。
あいつらはすごいぞ。特に何もしないが食うものも飲むものも寝るところも全部人間に用意してもらえている。そして溺愛されている。
あいつらは毎日若い女の子に可愛がられ、抱きしめられている。
俺は生まれ変わったら飼い犬か飼い猫になりたい。
詳しく話し出すとキリがないので、是非本書を手にとって頂きたいのだが、結論として言いたいことは、コミュニケーションについてはあいつらのマネをしろ、ということだ。
「人を動かす」で有名なあのカーネギー先生も犬のマネをしろと仰っている。
他人にどう思われるかなんて視線を気にせず、犬になりきろうではないか。
ドラマもあるぞ
ちなみにこのLOVE理論。2015年にドラマ化されたらしいのだが、これも相当面白い。
一気見したくなる勢いで面白い上に、書籍には一切書かれていないLOVE理論も描かれている。
ちなみにヒロインは清野菜名。めっちゃかわいいぞ。
まとめ
巷にはたくさんのLOVE理論があるが、ここまでギャグ満載で面白くも心に残るような文章にして表現できるのは水野先生だけだと思う。いやはや勉強になります。
そんな水野先生、最後にこんなことを仰っている。
女は、好きになった男の全てを好きになる。
…
この世の中には、キムタクよりお前の方がカッコイイと言う女が必ずいる。
…
信じられないか?
うん。きっと信じられないと思う。
そのことが簡単に分かってしまわないように、世界はつくられているのだと思う。
だから、こうしよう。
俺の言っていることが本当かどうか、今から確かめに行こうじゃないか。
さあ、靴をはいて。
答えは扉の向こうにある。
読書は読んで終わってはいけない。
書いてあることを素直に実践して始めて読んだ価値がある。
ていうかさ。
この記事ここまで読むの大変じゃない? 頑張ったね。